
写真投稿・共有アプリ「Instagram」は今や世界No.1と言えるSNSへと成長を遂げ、多くの方々の生活の一部として溶け込んでいます。
日夜様々な写真・ストーリーズの投稿がなされて盛り上がりを見せていますが、中でも人気のジャンルは「グルメ」。お洒落な店内の写真やしずる感たっぷりの料理写真まで、幅広い「インスタ映え」な写真が投稿され、数多くのいいね!やフォローを集めています。
そこで今回は「インスタ映えするグルメ写真の撮り方・コツ」をまとめてみました!Instagram初心者の方・カメラ初心者の方でも簡単にできる方法を簡潔に整理してみたので、ぜひチェックしてみてくださいね!
Contents
「インスタ映え」な写真を撮るためには「構図」が重要
「インスタ映え」な写真を撮る上では、「構図」はとても重要です。
「構図」とは“仕上がりの効果を配慮した画面構成”を指します。要は、画面の中に映るもの(被写体)をどのように配置・レイアウトするかということ。
正しい構図がとれていると「この写真の主役が何なのか」(=何を伝えたい写真なのか)がパッとみただけですぐに理解できるようになるため、これまで埋もれてしまっていたパッとしない写真が、一気に「インスタ映え」な写真に早変わりするんです。

構図におけるポイント
「構図」には実はセオリーが存在します。インスタ映えする写真を撮る際は、まずはこのセオリーを押さえればとりあえずOK。
そしてそのセオリーはとっても簡単で、主に覚えておきたいものとしては、写真の“被写体(=主役)”を「①中心に置く」か「②中心周辺の四つ角に置く」というもの。
この構図を意識して撮影すると、「この写真の主役が何なのか」(=何を伝えたい写真なのか)がパッとみただけですぐに理解できるようになります。
①中心に被写体を置く構図
例えば被写体を「中心に置く構図」であれば、以下のような写真が例になります。

この写真を見て「何が主役だと思う?」と質問されたら、皆さん「スカイツリー」と答えるのではないでしょうか。それはこの写真の被写体であるスカイツリーが、写真の“ど真ん中”に配置されているからです。
最もベーシックな構図ですが非常にわかりやすいので、まずはこの基本形をしっかり意識して撮影してみましょう。
②中心周辺の四つ角に被写体を置く構図
もう1つ押さえておきたい構図が被写体を「中心周辺の四つ角に置く」構図ですが、これは以下のような写真が例になります。

写真の中心部分を囲む4つの角、ここのどこかに被写体を配置して撮影すると、これまた写真の主役がわかりやすくなります。上記の写真例では、赤い花が左下の四つ角に配置されているので、これが主役であるとすぐ理解できますよね。
また、被写体が意図的に中心からズレて配置されるため、そこに意外性やドラマチックさが生まれ、さらにインスタ映えな写真に仕上がります。これも簡単にできる構図なので、ぜひ活用してみてくださいね!
構図のセオリーを意識して撮影する時は画面に「グリッド」を必ず表示させる
以上2つのセオリーを意識して撮影する際は、画面に必ず「グリッド」(縦横2本ずつの線)を表示させるようにしましょう。このグリッドが見えていないと、中心から中途半端にズレてしまったり、四つ角から外れた配置になってしまうことが多くなります。
iPhoneでグリッドを表示させるには、以下の操作をするだけでOKです。
①「設定」をタップ
②「カメラ」をタップ
③「グリッド」をオンにする

風景に対して「平行」に撮影するのも忘れずに!
あと構図を押さえる上でもう1つ大切なことは、風景に対して必ず平行に撮影するということ。写真全体が斜めに写っていると人は違和感を感じ、美しく感じにくくなります。
平行に撮影するためには、カメラに写っている風景の中から「直線」を探し(縦・横どちらでも良い)、その直線と画面のグリッドの線が並行になるようにして撮影すると良いでしょう。例えば、背景に写っている壁の縦のラインとグリッドの縦線を並行にしてみたり、外で撮影するなら地平線や水平線とグリッドの横線を平行にするのもアリです。

まとめ:構図のセオリーを意識すれば「インスタ映え」感がアップ!
「構図」と聞くと少し難しく聞こえるかもしれませんが、今回ご紹介したセオリーを覚えてしまえば意外と簡単。
ちょっと意識して撮影するだけでグッと見栄えも変わって「インスタ映え」感が増しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね!